ジェットブルー航空、今夏の供給量を削減 顧客体験の向上に注力

ジェットブルー航空は、今夏スケジュールの供給量を10%削減すると発表した。

当初は2019年と比較して、供給量を11%〜15%増やす見通しだったものの、計画の修正により最大5%の増加にとどまる。機体の稼働率も同様に10〜15%減少するものの、予備機として配備する。

トレーニングの重視やカスタマーサポートでの保留時間の削減など、顧客体験の向上に注力する。スケジュールと乗務員の配置に柔軟性を持たせ、アメリカン航空との提携の一環として展開している、ニューヨークでの需要増加に対応し、1日300便近くを運航する。一方で、混雑を緩和するため、新ターミナルAの建設が完了するまでニューアーク発着便の運航計画を見直した。

悪天候や予想される日や、混雑や管制の人員不足による遅れが予想される場合、積極的に欠航とする取り組みも行っている。これにより利用者が、予定を調整する時間を確保できるようにしている。カスタマーサポートの人員も増強し、オンラインチャット機能やiMessageによるサポートのデジタルツールでの対応人員も増やした。