最大10連休のGWスタート、JAL国内線予約は前年比2倍 羽田に長蛇の列

最大10連休となるゴールデンウィーク初日のきょう4月29日、日本航空(JAL)などが発着する羽田空港第1ターミナルでは、各地に向かう家族連れなどで混雑が見られた。

JALによると、4月29日から5月8日までのゴールデンウィーク期間中のグループ全体の国内線予約総数は、前年の2倍となる801,340席(4月22日時点)。方面別の予約数は北海道が前年比約1.9倍、沖縄が同1.6倍。東北は同3.2倍、四国は同3倍となっている。

下りのピークとなる29日は、羽田空港から臨時便10便を含む計203便が出発。全体の予約数は約4.5万席、予約率は96%にのぼり、午後6時台の便までほぼ満席になっているという。午前7時頃の第1ターミナルでは、保安検査を待つ人の長い行列が見られた。なお、到着のピークは5月5日で、29日時点での予約率は89%となっている。

JALの屋敷和子東京空港支店長によると、今年のゴールデンウィークの予約傾向は前半・後半に分かれているのが特徴だという。“後半戦”の初日と見られる5月3日の羽田空港発着便は、出発の予約率が80%、到着も76%といずれも高い水準となっている。

▲ゴールデンウィークの予約状況を説明するJALの屋敷和子東京空港支店長