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エアバス、2022年第1四半期には民間機142機を引き渡し
エアバスは、2022年第1四半期(2022年1月〜3月)を発表した。
売上高は120億ユーロ、EBIT(利払い・税引き前損益)は14億ユーロだった。民間機253機を受注し、142機を引き渡した。通期の見通しは据え置き、民間機720機の引き渡しを計画している。
引き渡した機材の内訳は、A220型機が11機、A320ファミリーが109機、A330型機が6機、A350型機が16機。前年同期と比べて17機増えた。2021年12月に売却済みとしていたものの、制裁措置によって引き渡しができない2機を反映した業績としている。
A320ファミリーを中心とした民間機の需要は堅調に推移することを見込んでおり、2023年夏までに月産65機とするほか、生産拠点の能力を高めることにより、2025年にも月産75機とすることを計画している。
A321XLR型機は、2022年第2四半期末の初飛行に向けた作業を継続する。商業運航は2023年末から2024年初頭にずれ込む。