フィンエアー、パイロットがストライキ実施 12月9日と13日に約300便欠航
チェックインの待ち時間、15分⇒”2〜3分”に 「ANA Travel Ready」の使い方
海外へのフライトが増え、渡航者数が増加している中で、空港のチェックインカウンターでの混雑が増してきた。中でも時間がかかっているのは、渡航先に応じて異なる渡航書類の確認。全日本空輸(ANA)でGWにハワイに渡航した筆者は、事前に渡航書類を確認し、待ち時間を短縮できるサービス「ANA Travel Ready」を使ってみた。
「ANA Travel Ready」は、渡航先の入国条件を事前に確認した後、書類を出発12時間前までにウェブサイト上から登録しておくことで、書類の準備漏れを防ぐとともに、搭乗手続きの時間が短縮されるというもの。
登録の結果は出発6時間前までにメールで送付され、全て揃っていればオンラインチェックイン後に搭乗券が発券される。羽田空港には専用レーンも設置されており、手荷物をスムーズに預け入れることができる。
申請方法は、ウェブサイト上から、出発日や便名、予約番号、氏名などの必要情報を入力し、写真(スクリーンショットも含む)やPDFで必要書類をアップロードするだけ。申請画面には、渡航先別の入国要件が記載されており、必要な情報もわかりやすくまとめられている。必要書類は完全に揃っていなくても部分的な登録ができるほか、自動チャット機能での質問にも対応している。
ANAによると、コロナ拡大初期には搭乗手続きに1時間程度を要することがあったものの、現在は約10〜15分に短縮しているといい、中でも「ANA Travel Ready」の事前登録者は2〜3分ほどと、ほぼコロナ前と同程度の時間で手続きが完了するという。