スピリット航空、株主にフロンティア航空による買収支持求める

スピリット航空(エアバスA319型機)

スピリット航空は、ジェットブルー航空による株式公開買付けに応募しないよう株主に求める内容を、取締役会で全会一致で決議した。

スピリット航空の取締役会は引き続き、フロンティア航空による買収を支持するよう、株主に求めている。ジェットブルー航空は、全普通株式を1株あたり30米ドルで公開買付を行うとしていた。

スピリット航空は、ジェットブルー航空とアメリカン航空のノースイーストアライアンスが、規制上の大きな壁に直面し、合併は困難であると主張している。ジェットブルー航空では、フロンティア航空による、現金と株式交換の併用による買収は、フロンティア航空の株価が下落していることから、株主に不利益をもたらすとしていた。株主決議は、6月10日に行われる見通し。