岩谷技研、HOSPOで高高度放球試験を実施 高度33.1キロから信号受信成功

岩谷技研は、北海道大樹町の北海道スペースポート(HOSPO)でLoRa無線基板の高高度放球試験を実施し、高度33.1キロから安定した信号の受信に成功した。

打ち上げは5月19日の午前7時26分に、HOSPOの1,000メートル滑走路から行われた。打ち上げ直後から着水直前の海上430メートル付近まで信号を受信することに成功。午前9時48分に釧路沖に着水した。

年度内に高高度有人飛翔試験の実施に向けた、通信機器の試験をはじめ、気密キャビンやプラスチック気球の実証実験を行っていくという。