ホームに流れるアナウンスを文字や手話に、音の視覚化装置「エキマトペ」で 6月15日から上野駅で実証実験

富士通とJR東日本、JR東日本クロスステーション、大日本印刷は、音の視覚化装置「エキマトペ」を用いて、ホームに流れるアナウンスや電車の発着などの音情報を文字や手話で表現する実証実験を実施する。

上野駅の1・2番線で、6月15日から12月14日まで実施する。聴覚障害者をはじめとする、駅で利用する人に体験することで、ダイバーシティ&インクルージョンへの相互理解の促進を目指す。

また、台東区と連携し、手話サークルやボランティア団体などの活動情報を「エキマトペ」のディスプレイに表示することで、各コミュニティへの参加を促し、地域のダイバーシティ&インクルージョンの活性化にも貢献していく。

これまでにも、2021年9月に巣鴨駅でホームに流れる音を視覚化する実証実験を実施していた。