シンガポール航空やCAAS、SAFクレジットを試験販売

シンガポール航空

シンガポール民間航空庁(CAAS)とシンガポール航空、テマセクは、持続可能な航空燃料(SAF)のクレジットの販売を、7月から開始する。

2月にシンガポールで生産したSAF、1,000クレジット分を試験的に販売する。1クレジットは混合や希釈していない1トンのニートSAFで、二酸化炭素を2.5トン削減できる。RSB(Roundtable on Sustainable Biomaterials)のブックアンドクレーム・システムに試験運用として登録されることで、クレジットは二重計上されず、信頼性・透明性をもって取引される。

法人顧客や貨物輸送業者は、シンガポール航空からSAFクレジットを購入し、二酸化炭素の排出量を削減することができる。貨物輸送業者は、顧客にクレジットを販売することもできる。

シンガポール航空では、第4四半期からすべての利用者を対象に、SAFクレジットとカーボン・オフセットを組み合わせたサービスを販売する。