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ノーザンパシフィック航空、2023年第2四半期にも日本就航へ アンカレッジ経由で全米へ
ノーザンパシフィック航空は、日本や韓国への航空券の販売開始は、3〜4か月後になる見通しを示した。
投資家向けに送付したメールで明らかになった。各国政府の承認を経た後に販売を開始し、その後3〜4か月後に就航を計画している。このため、2023年第2四半期が就航の目安になるとしている。経済的に合理的な路線を検討した結果、まずはメキシコへの就航を決めたという。
ノーザンパシフィック航空は、破産したアラスカの地域航空会社Ravnが前身。アメリカン航空とユナイテッド航空から中古のボーイング757-200型機を調達し、アンカレッジを拠点にアジアや全米主要都市への乗り入れを検討している。アイスランド航空やコパ航空のようなハブ・アンド・スポークモデルを採用し、運賃は従来より最大25%安く、燃料の削減も見込めるという。
2021年10月と11月、今年3月に4機のボーイング757-200型機を調達済みで、5月には同型機8機の調達に合意。11月に3機、2023年5月に1機をアイスランド航空からウェットリースで機材を調達する。アンカレッジ国際空港ノースターミナルも改修し、ラウンジも用意する。2026年までにドライリース機を含めて50機体制に拡大し、売上高13億米ドル、最終利益1億2,000万米ドルを見込んでいる。
将来的にはエアバスA321XLR型機などの導入を検討するものの、運航コストはボーイング757-200型機より安くなる一方で、導入コストが大きいことから機材の高稼働が必要になことから、ボーイング757-200型機に優位性があるとしている。