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Yo-Kai Express、力の源HD、JTと資本提携 羽田T2などでラーメン自動調理自販機展開
アメリカのベンチャー企業、Yo-Kai Expressは、力の源ホールディングスと日本たばこ産業(JT)と資本業務提携し、企業を中心に設置場所を拡大すると発表した。
Yo-Kai Expressは、冷凍されたラーメンを調理し、最速90秒で提供できる自動販売機を展開。2016年にアメリカで創業し、日本では今春から本格展開。羽田空港第2ターミナルと首都高速道路の芝浦パーキングエリア(PA)に設置している。また、加平PA(下り)、平和島PA(下り)、南池袋PA(上り)に追加設置するほか、NTTデータのデータセンターなど24時間運用の施設、ソフトバンクロボティクスのディストリビューションセンターにも設置する。
力の源ホールディングスは一風堂を展開しており、JTは冷凍食品に強みを持つテーブルマークの親会社。Yo-Kai Expressとともに、新メニューの開発や販売を予定している。
4月に発表した、「一風堂博多とんこつラーメン」と「IPPUDO プラントベース(豚骨風)ラーメン」(各980円)も、きょう9月1日から正式に開始した。「一風堂博多とんこつラーメン」には、冷凍自動販売機での提供が難しいとされていたゆで卵をトッピングしている。力の源グループによる「善光寺 Kamo Soba」を今秋、テーブルマークの主力商品である冷凍うどんを活用した「テーブルマーク カレーうどん」、「テーブルマーク きつねうどん」、「テーブルマーク 肉うどん」を今冬に追加する見通し。秒単位での加熱時間の調整、容器の構造に合わせた具材の選定、専用つゆの配合など細部にまでこだわったという。