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エミレーツ航空、エアバスA350型機の機内エンタメシステムに3.5億米ドルを投資
エミレーツ航空は、エアバスA350型機の機内エンターテインメントシステムに、3億5,000万米ドルを投資すると発表した。
エミレーツ航空は、エアバスA350型機を2024年から50機導入する計画で、機内エンターテインメントシステムには、タレスの「AVANT Up」を採用した。
「AVANT Up」は、サムスンのQLEDテクノロジーを採用した、Optiq 4K QLED HDRディスプレイを搭載している。ライブTVや映画、テレビ番組、音楽番組、機内ショッピングチャンネル「EmiratesRED」などを楽しめるようになる。最大60ワット対応のUSB-C、Bluetoothの2つの端末での接続もできるようにする。タレスの電源管理技術である「パルス」を採用し、同時に多くの利用者が充電を行っても、性能に影響が発生しないという。
機内エンターテインメントを重要視しているエミレーツ航空は、全席にモニターを設置した最初の航空会社でもある。現在、最大5,000チャンネルを擁する「ice」を展開しており、HBO Maxとも提携している。