日本航空(JAL)は7月23日、国内線機内インターネットサービスをついに本格導入しました。(体験レポートは下記関連記事を参照)
スカイファイワイを完備したJAL新仕様機材「スカイネクスト」機内より Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
空の上でネットサーフィンやメール送受信、LINE等のSNSも楽しめる配線不要の「JAL SKY Wi-Fi(JALスカイワイファイ)」。この機内インターネットサービスは日本の航空会社で初めてJALが国内線に導入したもので、7月23日現在、羽田発着の伊丹、福岡、函館線においてスカイワイファイを利用することができます。
スカイワイファイを完備する対象機材は、JALが今年の5月から順次改修を進めている全席本革シートの新仕様機材「JAL SKY NEXT(JALスカイネクスト)」。7月末日までの対象便は函館線のJL1161便、JL1165便、JL1162便、JL1168便。福岡線のJL303便、JL315便、JL325便、JL329便、JL310便、JL320便、JL332便、JL334便。伊丹線は搭乗前日よりJAL公式サイトの発着案内で確認できます。
スカイワイファイに接続したタブレット端末を手にするJALの客室乗務員 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
8月以降は羽田-新千歳線にもスカイネクストが投入されるため、同路線の一部便でもスカイワイファイを楽しむことが出来ます。
スカイワイファイの利用料金は30分で税込み400円。使用時間制限なしのフライトプラン(1区間)もあり、こちらは飛行距離と使用端末に応じて、税込み500円~1200円です。支払いはクレジットカード決済(VISA・Master・American Express・JCB)のみ対応。これら料金プランに加え、今後はJALマイレージバンク(JMB)会員向けの特典も設定される見込みです。
また、無料で楽しめるコンテンツも豊富に取り揃えており、アニメやスポーツ、ビジネス、バラエティ、音楽といった映像コンテンツ、JAL公式サイトやるるぶの観光ガイドコンテンツは料金不要で気軽に楽しめます。
JAL新仕様機材「スカイネクスト」機内 Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
JALによると、スカイネクスト改修対象機材はボーイング777-200が12機、777-300が4機、767-300と767-300ERが20機、737-800が41機の合計77機。
段階的に機材を改修し、7月と8月はボーイング777-200と777-300、9月は767-300、10月は737-800の改修作業に入り、順次スカイワイファイが使える路線を拡大させます。