ANA、「鬼滅の刃じぇっと」3号機がデビュー 羽田でコラボ全3機が勢揃い

全日本空輸(ANA)は10月3日、テレビアニメ「鬼滅の刃」とのコラボによる3機目の特別デザイン機「鬼滅の刃 じぇっと ‐参‐」(ボーイング777-200ER型機、機体記号:JA745A)の運航を開始した。初便は東京/羽田発、福岡行きのNH241便で、午前7時30分に出発した。羽田空港では全3機のコラボ機が一堂に会する光景が見られた。

ANAグループは2021年12月から「鬼滅の刃」とのタイアップを始め、特別デザイン機の1号機となる「鬼滅の刃 じぇっと -壱-」(ボーイング767-300ER型機、機体記号:JA616A)を今年1月31日から、2号機の「鬼滅の刃 じぇっと -弐-」(ボーイング767-300ER型機、機体記号:JA608A)を3月26日から運航している。3号機は大型機のボーイング777-200ER型機で、イラストはアニメ制作会社「ufotable」による描き下ろし。機体を白地に塗装し、登場キャラクターの竈門炭治郎、煉獄杏寿郎、宇髄天元の躍動感ある姿を描いたデカールを貼り付けた。

初便となったNH241便は、羽田空港の63番スポットに駐機。隣の64番スポットには午前7時15分発の松山行きNH583便として2号機、さらに隣の65番スポットには午前7時発の大阪/伊丹行きNH13便として1号機が入り、コラボ全3機が束の間の共演を果たした。NH241便は341名が利用。横断幕やモデルプレーンを持ったスタッフに見送られ、午前7時41分にC滑走路から離陸した。

10月16日までの14日間は固定スケジュールで、東京/羽田〜福岡・大阪/伊丹・札幌/千歳線を毎日それぞれ1往復する。デビュー初日の3日は、東京/羽田発ANA241便、福岡発ANA246便、大阪/伊丹発ANA30便、札幌/千歳発ANA78便の利用者に、限定のオリジナルメモ帳をプレゼントする。

JA745A▲羽田空港に勢揃いした「鬼滅の刃 じぇっと」1号機〜3号機

JA616A▲65番スポットに駐機された「鬼滅の刃 じぇっと -壱-」(ボーイング767-300ER型機、機体記号:JA616A)

JA608A▲64番スポットに駐機された「鬼滅の刃 じぇっと -弐-」(ボーイング767-300ER型機、機体記号:JA608A)

JA745A▲63番スポットに駐機された「鬼滅の刃 じぇっと ‐参‐」(ボーイング777-200ER型機、機体記号:JA745A)

▲展望デッキに集まった人やスタッフに見送られて出発する「鬼滅の刃 じぇっと ‐参‐」

▲スタッフに見送られて出発する「鬼滅の刃 じぇっと ‐参‐」

JA745A

▲デビュー初日の特定便利用者に配られた記念品

■ダイヤ
ANA241 東京/羽田(07:25)〜福岡(09:20)/10月3日〜16日
ANA246 福岡(10:10)〜東京/羽田(11:50)/10月3日〜16日
ANA25 東京/羽田(13:00)〜大阪/伊丹(14:05)/10月3日〜16日
ANA30 大阪/伊丹(15:00)〜東京/羽田(16:15)/10月3日〜16日
ANA73 東京/羽田(17:00)〜札幌/千歳(18:35)/10月3日〜16日
ANA78 札幌/千歳(19:30)〜東京/羽田(21:05)/10月3日〜16日