客室乗務員のシフト間休憩、連続10時間に　FAA決定

アメリカ連邦航空局（FAA）は、客室乗務員のシフト間の休憩時間を延長する最終規則を発行した。休憩時間は連続10時間となる。

これまでは、連続9時間の休憩時間を求めていた。FAAは、2019年と2021年にパブリックコメントを受付、客室乗務員や航空会社、一般市民から寄せられた、1,000件以上の意見を検討した。勤務時間は14時間以下の客室乗務員の最低休憩時間を増やし、特定の状況下で休憩をへらすことを認める規定を廃止する。

ピート・ブティジェッジ運輸長官は、「客室乗務員は、他の重要な交通従事者と同様、旅行者の安全を守るために日々懸命に働いており、我々は彼らを全面的に支援しなければなりません。この新しい規則は、客室乗務員の仕事を容易にし、ひいては空の旅を安全にするものです」とコメントした。

最終規則は、官報に掲載後30日後に発効する。