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ルフトハンザ、座席刷新 個室のファースト、3万席置き換え
ルフトハンザ・ドイツ航空は、プロダクト刷新プロジェクト「Allegris」を公開した。
ファーストクラスでは同社として初めて、プライバシーを確保できるスイートルームを設ける。ベッドの幅は1メートル近くゆったりしており、大きなダイニングテーブルでは同伴者と食事もできる。Bluetooth接続もできる機内エンターテインメントも用意する。詳細は2023年初頭に発表する。
ビジネスクラスは、全席が通路に面しており、座席は全長2メートルのベッドとなるほか、ワイヤレス充電、ノイズキャンセリングヘッドフォン、機内エンターテインメントへのBluetooth接続にも対応する。広いパーソナルスペース、最大27インチのモニター、個人用ワードローブを含む十分な収納スペースを設けた。
全ての長距離路線用新規機材のエコノミークラスには、「スリーパーズロー2.0」を導入する。2021年8月から導入している「スリーパーズロー」の成功を受けたもので、追加のマットレスを利用することで、40%広いリクライニング面でゆっくりと休むことができるようになる。隣席予約オプションも用意する。
すでに、新たなプレミアムエコノミークラスは、今年春からスイス・インターナショナル・エアラインズで導入している。レッグレストや15.6インチモニターなどを備えている。
ルフトハンザ・グループでは、ボーイング787-9型機、エアバスA350型機、ボーイング777-9型機などの新型機100機以上に新規導入のほか、ボーイング747-8型機などの既存運航機材でも置き換えを進める。置き換えは3万席に及ぶという。