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京成スカイライナー、利用4,000万人達成 コロナ禍の大減便乗り越え3,000万人から4年で
成田空港と都心を最短36分で結ぶ3代目「スカイライナー」の利用者が10月28日、累計4,000万人を突破し、京成電鉄は成田空港で記念式典を開いた。
3代目「スカイライナー」は、2010年7月17日の成田スカイアクセス線開業に合わせ、最高時速160キロでの運転に対応する車両としてデビュー。利用者数は2013年12月19日に1,000万人、2016年9月13日に2,000万人、2018年10月30日に3,000万人を突破していた。その後、 コロナ禍による成田空港利用者の減少を受け、2020年5月1日から大幅な減便を余儀なくされるなど厳しい局面を迎えたが、2021年10月30日に全列車の運転を再開。3,000万人突破から4年を経て4,000万人を達成した。
4,000万人目の利用者となったのは、駐在先のメキシコ・ケレタロから3年ぶりに帰国した兵庫県尼崎市の山本将史さんと、妻の里絵さん、長女のすずちゃん家族。成田空港駅を午前9時36分に発車する「スカイライナー8号」を利用した。式典では京成電鉄の平山和嘉・成田空港駅長から花束や記念品が手渡された。山本さんは「スカイライナーはかっこよくて速いというイメージ。都心にサッと出たいと思い利用した」と話した。
スカイライナーは11月26日に実施されるダイヤ改正で、青砥駅に停車する列車が新たに新鎌ヶ谷駅にも停車するようになる。これにより、上り41本、下り42本の列車のうち、上り27本、下り32本が日暮里〜空港第2ビル間をノンストップで運行する速達タイプ、残りの上り14本、下り10本が青砥・新鎌ヶ谷の両駅に停車するタイプとなる。京成電鉄は、新京成線や東武野田線に接続する新鎌ヶ谷駅からスカイライナーを利用できるようにすることで、松戸・柏エリアからの成田空港アクセスの利便性向上を図る考え。