エア・カナダ、二酸化炭素回収技術の研究開発を行うCEに出資

エア・カナダ(ボーイング787-8型機)

エア・カナダは、二酸化炭素の回収技術の研究開発を手掛けるCEに、675万カナダドルを出資する。

CEは大気中から二酸化炭素を取り出す、直接大気分離回収技術の研究開発を行っている。二酸化炭素を除去した大気は環境に戻し、回収された二酸化炭素は、地中に長期的に保存することにより、温室効果ガス排出量の相殺も可能となる。

エア・カナダでは、2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指しており、5,000万カナダドルの投資ファンドを設立した。すでにスウェーデンの電動飛行機開発企業のハート・エアロスペースに500万カナダドルを投資することを発表している。

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