フライ・アトランティック、ベルファスト拠点に運航開始 2024年夏にも

FlyAtlantic(フライ・アトランティック)

FlyAtlantic(フライ・アトランティック)は、アイルランドのベルファストを拠点に、2024年夏にもヨーロッパや北米を結ぶ路線の運航を開始する計画を発表した。

機体の尾翼は、黒と白の幾何学模様でヨーロッパ〜北アメリカ間の膨大な人や物の流れと、手頃でスタイリッシュな旅行を讃え伝えるデザインとしている。機体前方には大きくロゴが描かれている。導入機種は現時点で未定。東京とシンガポールを拠点とするデザイン会社、LIFT Aero Design(リフト・エアロ・デザイン)がブランドや機内インテリアデザインを手掛けた。

リフト・エアロ・デザインのバロン・ダニエル マネージング・ディレクターは「LIFTは、新鮮でダイナミックな外観をフライ・アトランティックに与え、大々的に注目を集めることを目標にしています」と語りました。「私共のこれまでの全ての仕事と同様に、競合他社とは大きく差別化され、乗客とスタッフの心に響くブランドと体験を創造します」とコメントした。

フライ・アトランティックは、2021年6月に設立。本社はベルファスト国際空港に置いている。BBCによると、アメリカとカナダ、イギリス、ヨーロッパへ乗り入れ、当初はベルファスト国際空港で50人、乗員250人を雇用するほか、5年間で1,000人の雇用を見込んでいる。まずは6機で運航を開始し、2028年までに18機に拡大するという。