JTB、「JTBデータコネクトHUB」の提供開始　宿泊施設向けシステムを連携

JTB（ジェイティービー）は、宿泊施設の管理システムと宿泊施設向けの様々なシステムを連携させる「JTBデータコネクトHUB」の提供を、11月30日から開始した。

宿泊施設が予約や販売価格などを管理する、プロパティ・マネジメント・システム（PMS）と呼ばれるシステムと、自動チェックインや自動生産などのデジタルソリューションを連携させることで、より効率的なデータ活用が可能となり、宿泊施設の生産性向上やコスト負担の低減、宿泊者の利便性向上につながるとしている。

連携には、APIを共通化することで、デジタルソリューションの導入障壁であるコスト負担を低減し、宿泊施設がデジタルソリューションを導入しやすくした。

2月と3月には、非接触型多言語コミュニケーションツール「Kotozna In-room」をチェックアウト業務で活用する実証実験を実施していた。これにより、チェックアウト時にオンライン決済が選ばれることが増加し、チェックアウト業務の時間を従来より84％削減できたとしている。

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