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ブリティッシュ・エアウェイズ、制服を刷新 約20年ぶり
ブリティッシュ・エアウェイズは、3万人以上の社員の制服を約20年ぶりに刷新する。今春以降、着用を予定している。
イギリスのファッションデザイナー兼テーラーの、オズワルド・ボアテング氏が手掛けた。1,500人以上の社員が、4年以上に渡ってデザインや試着に参加し、貨物機の機内や空港、大雨を想定したシャワーや、寒冷地を想定したマイナス18度の環境下でのトライアルも行っていた。エンジニアから機内作業時にアクセスしやすいツールポケット、地上職員からタッチスクリーン操作ができる手袋、客室乗務員からエプロンのポケット幅の拡大といった要望を踏まえて、修正を施した。
男性向けのスリーピーススーツや、レギュラーフィットとスリムフィットのパンツ、女性向けのドレス、スカート、パンツのほか、初となるジャンプスーツ、チュニックとヒジャブも用意した。航空会社や社員、飛行技術からインスピレーションを得たデザインで、航空機の翼の上の空気の動きからインスピレーションを得たエアウェーブパターン、ジャカード生地に航空会社のアイコンであるスピードマルクのバリエーションを採用した。
ショーン・ドイル最高経営責任者(CEO)兼会長は、「私たちの制服は、私たちのブランドを象徴するものであり、私たちの未来へと続くものであり、現代のイギリスの最高を表現し、お客様に素晴らしい”British original”のサービスを提供するのにふさわしいものです。制服は、私たちのブランドを象徴するものです。私たちは、従業員が誇りを持って着用できる制服を作りたいと考えており、1,500人を超える従業員の協力を得て、これを実現できたと確信しています」と自信を示した。
整備士は春から、客室乗務員とパイロット、チェックイン担当者は夏から、新制服に切り替える。