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国土交通省によると、2022年の訪日クルーズ旅客数はゼロだった。
クルーズ船の寄港回数は720回で、前年比71.4%増となった。すべて日本の会社によるものだった。訪日クルーズの旅客数がゼロとなったのは、国際クルーズの運航休止が続いたことによるもので、2021年に続いて2年連続。
港湾別の寄港回数は、ベラビスタマリーナが93回、横浜港が82回、神戸港が57回の順だった。日帰りクルーズは対象外で、郵船クルーズの「飛鳥II」、商船三井客船の「にっぽん丸」、日本クルーズ客船の「ぱしふぃっくびいなす」、瀬戸内クルーズの「ガンツウ」が調査の対象となった。
国内のクルーズは、2020年9月に公表された、国土交通省による「クルーズの安全・安心の確保に係る検討・中間とりまとめ」や、日本外航客船協会と日本港湾協会による国内クルーズ用のガイドラインなどに基づき船内や旅客ターミナルなどでの感染予防対策を徹底し、運航を実施していた。