エミレーツ航空、エンジン1基に100%SAFを搭載したフライトを運航

エミレーツ航空は、ボーイング777-300ER型機のエンジン1基に持続可能な航空燃料(SAF)を100%使用したフライトを、中東・北アフリカ地域で初めて実施した。

パートナーであるGEエアロスペース、ボーイング、ハネウェル、ネステ、バイレントとともに、従来のジェット燃料の特性を忠実に再現した、ブレンドされたSAFの調達・開発を行った。フライトは、ネステとバイレントの18トンのSAFを搭載し、ドバイ国際空港からドバイの海岸線上空を1時間以上にわたって飛行した。SAFは現在、従来のジェット燃料との混合率が50%に制限されている。

エミレーツ航空は、2017年に初めてSAFを混合したジェット燃料によるフライトを実施。2020年にはSAFを搭載したエアバスA380型機を初受領したほか、同年にはストックホルム発のフライトで、SAF使用量を32トンに引き上げている。

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