航空各社の欠航情報はコチラ(10日11時現在)
空の便、台風11号の影響で欠航相次ぐ Photographer:Toshio Tajiri/Flight Liner
強い勢力の台風11号は9日の夕方から10日にかけて九州南部と四国地方へ接近するものと見られ、航空各社ではすでに欠航便を決定しています。
日本航空(JAL)をはじめとするJALグループは高知・松山・中部空港を発着する9日18時以降の運航便と南紀白浜・但馬・出雲・隠岐・高松・徳島・大分空港の全便欠航を決めているほか、北九州空港発着便は15時以降すべて運航を取りやめ、宮崎と鹿児島空港の出発便は終日欠航、到着便は一部を除き欠航が決定しています。
また、伊丹・岡山・広島・山口宇部・福岡・長崎・熊本・奄美大島空港発着便についても欠航や遅延の影響が出る可能性があり、10日はこれら便の欠航の影響により、出雲・徳島・高松・大分空港の始発便に欠航が決定しています。
全日空(ANA)は18時以降の中部空港発着便、15時以降の大分空港発着便、始発から17時までの宮崎空港発着便の欠航を決め、徳島・高松・高知空港発着便は一部の便を除き、終日欠航が決定しています。
このほか、松山・佐賀・熊本・長崎・対馬・五島福江・鹿児島空港発着便についても欠航や遅延の影響が出る可能性があるほか、10日は仙台・能登・富山・小松・大島・八丈島・静岡・中部・伊丹・関西・神戸・鳥取・米子・萩 石見・岡山・徳島・高知・松山空港発着便に欠航や遅延等の影響が出る恐れがあります。
スカイマーク(SKY)は九州・中部発着運航便を中心に計24便の欠航を決めており、10日も長崎や中部線等の運航便、計6便の欠航を決定しています。
スターフライヤー(SFJ)は羽田-北九州線と福岡-中部線、計11便の欠航が決定しています。
エア・ドゥ(ADO)は12時現在、岡山と神戸発着の運航便が視界不良のため、遅延・欠航・他空港への着陸などの可能性があるとしています。
ソラシドエア(SNJ)は宮崎、鹿児島、長崎、大分、熊本、神戸空港発着の便に遅延・欠航・他空港への着陸などの可能性が出る恐れがあります。
フジドリームエアラインズ(FDA)は名古屋小牧発着の熊本線と高知線、静岡-鹿児島線の一部便の運航を取りやめたほか、名古屋小牧・福岡・熊本・鹿児島・高知空港発着便全てに影響が発生する恐れがあるとしています。
天草エアラインは9日と10日の運航便について、他空港への到着や出発空港への引き返しとなる条件付き運航を予定しています。
ピーチアビエーション(APJ)は9日から10日かけて九州地方、松山空港、関西空港を発着する運航便に影響が発生する可能性があるとしています。
ジェットスター・ジャパン(JJP)は九州地方・四国地方発着便を中心に計28便の欠航を決定しています。
バニラ・エア(VNL)では欠航便の決定はしていないものの、成田-奄美大島線と成田-那覇線の遅延運航を決定しています。
春秋航空日本(SJO)は成田発着の佐賀、広島、高松線の計8便の欠航を決めています。
今後の台風の進路によっては運航便に影響が出る恐れがあることから、航空各社では公式ホームページ等で最新情報を確認するよう注意を呼びかけています。