日本ビューホテル、「浅草ビューホテル アネックス 六区」を3月18日開業 約2年遅れで

浅草ビューホテル アネックス 六区

日本ビューホテルは、「浅草ビューホテル アネックス 六区」を3月18日に開業する。当初は2020年春の開業を予定していたものの、約2年遅れた。

建物は地上10階建てで、客室数は199室。「文化発信・文化体験の拠点」をコンセプトに、建物所有者の松竹の協力のもと、和の伝統文化に触れられる体験型ホテルとした。客室は“歌舞伎”をコンセプトに加えた、和を意識した親しみを感じさせるデザインで、機能性を重視した「スタンダード」、ゆっくりと寛げる畳敷きの「モデレート」、小上がりのリビングとビューバスを設けた「デラックス」、浅草・江戸・歌舞伎の世界に身を置く「コンセプト」の4タイプで、35室を和室としている。

1階のレストラン「ブロードウェイ六区」には、旧歌舞伎座で使用していた檜板を移築した舞台を併設。江戸中期に誕生した、伝統と格式を誇る東京屈指の花柳界「浅草花街」で活躍する浅草芸者のおどりを軽食と共に観覧できるほか、無声映画と活弁士の掛け合い、邦楽演奏としての三味線や琴の調べ、サイレントフィルムの上映などを予定している。

朝食には1セレクトのセミブッフェで、卵料理と浅草ビューホテル「穂乃華」のパンを使用したフレンチトースト・浅草バーガーは、シェフが目の前の鉄板で食材を調理。江戸時代の漁師めし「深川めし」と浅草味噌を使った味噌汁の和食膳も用意する。

最上階にはプレミアムラウンジ「FURUMAI -ふるまい-」を設け、浅草名物の銘菓を飲み物とともに無料で提供する。

アクセスは、つくばエクスプレス浅草駅から徒歩約2分、東京メトロ銀座線田原町駅から徒歩約8分。映画館や寄席、劇場などが立ち並ぶ「浅草公園六区」と呼ばれる地区に位置する。浅草寺や雷門、仲見世通りへも徒歩圏内。すでに予約受付は開始している。

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