カンタス航空、機材計画を更新 単通路機導入拡大、A220のオプション行使

カンタスグループは、需要の急増に対応し、機材計画を更新した。

2023年には、ジェットスター航空向けにエアバスA321LR型機を7機、カンタス航空の国内線向けにエアバスA220型機を2機の計9機を受領することを予定している。

今後数年間に渡って機体の受領が最大6か月程度遅延する見通しであることを受け、エアバスA319型機とエアバスA320型機5機を2024年度に受領する。また、カンタス航空の貨物機を更新するため、2025年度と2026年度にエアバスA321P2Fを3機導入する。2023年半ばにはジェットスター・アジア航空向けにエアバスA321型機を2機追加する。

さらに国内線向けに、アライアンス航空からエンブラエルE190型機を最大12機ウェットリースするオプションと、2026年度と2027年度に納入予定のエアバスA220型機のオプション9機を行使する。

カンタスグループでは、今後10年以上に渡る機材更新や拡大の一環として、エアバスに最大299機の単通路機、12機のワイドボティ機を、オプションを含めて発注している。

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