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JAL、工場見学に「機内食体験コース」 行き交う飛行機眺めながら食事
日本航空(JAL)は、羽田空港の格納庫で開催している見学ツアー「JAL工場見学〜SKY MUSEUM〜」で、国際線の機内食を体験できるコースを3月5日から始めた。
通常のツアーで行われるミュージアム・格納庫見学の前に、国際線プレミアムエコノミーとエコノミークラスの機内食「RED à table(レッドアターブル)」を施設内のラウンジで食べることができる。
メニューはその時期に機内で実際に提供しているものと同じで、ツアーの開催日によって和食か洋食か決まっている。4月30日までのメインディッシュは、和食が「若鶏と蓮根のおこわ 柚子の香り」、洋食が「ビーフシチューオムライス」。両メニュー共通で、「冷製海老しんじょ」、「さつまいものレモン煮」、「オクラの白和え」のサイドディッシュ3種とサラダが付く。事前に申し込めば、子ども用のチャイルドミールを選ぶこともできる。
ラウンジはこれまで資材置き場として使用していたスペースを改装した部屋。窓は第1・第2ターミナルの南側の誘導路に面し、地上走行中の飛行機を間近に見ることができる。床には機内で使っているものと同じカーペットを敷いた。
機内食コースはJALマイレージバンク(JMB)会員が対象で、1名3,000マイル。今後、週3回程度のペースで開催するという。
初回となった5日は39名が参加した。洋食メニューを楽しんだあと、格納庫でスタッフの説明を受けながら整備中のエアバスA350-900型機(機体記号:JA08XJ)やボーイング737-800型機(同:JA348J)を見学した。
工場見学の特別企画としてはこのほか、ライフベストの着用体験コースや、JAL初のジェット機「FUJI号」(ダグラスDC-8-32型機、機体記号:JA8001)の機内見学コースもある。