Karakami HOTELS&RESORTS、北海道内の保有施設全て売却

洞爺サンパレスリゾート&スパ

Karakami HOTELS&RESORTSは、北海道内のリゾートホテル3軒を譲渡すると発表した。

洞爺サンパレスリゾート&スパとザ・レイクスイート湖の栖をベルーナに、ニュー阿寒ホテルを非公表の個人に売却する。3月8日付けで契約を締結しており、3月31日付での譲渡を予定している。売却後にも運営を受託する。

中長期経営計画の実現に向けた、資産配分の見直しによる経営基盤の強化と抜本的な事業構造改革による新たな収益源の創出の観点から売却を決めた。スモールラグジュアリーホテルへの方針転換やオフアセット化による運営受託を主軸とする。

Karakami HOTELS&RESORTSは、1953年に唐神呉服店として、北海道・洞爺湖温泉で創業。1965年にニュー阿寒ホテルをオープンしてホテルの運営に進出し、1978年に洞爺サンパレス、1985年に定山渓ビューホテルをオープンしていた。2021年には定山渓ビューホテルをベルーナに売却している。これにより、道内での保有施設はなくなることになる。