JAL、退役機のフェリーフライトに搭乗できるツアー　羽田発LA行き、申込開始

2023年3月16日

日本航空（JAL）は、退役機のフェリーフライトに搭乗できるツアーの抽選販売を、3月16日から開始した。

5月16日に羽田空港を出発し、ロサンゼルスへ向かう4日間もしくは6日間のツアー。退役するボーイング777-200ER型機（機体記号：JA701J）で運航する。復路は定期便を利用する。退役機のフェリーフライトに搭乗するツアーは初めて。

羽田空港では出発前にウェルカムセレモニーを開くほか、飛行中にはパイロットによる実況解説を行う。アメリカ・カリフォルニア州ビクターヴィルのサザンカリフォルニア・ロジスティック空港では、低空飛行を実施し、旋回後にロサンゼルスへ向かう。

ロサンゼルス滞在中には、運航乗務員が参加する懇親ディナーを実施し、JALの運航や飛行機に関するスペシャル・トークセッションを開催する。ロサンゼルス市内観光、南カリフォルニア航空観光も予定している。利用ホテルはヒルトン・ロサンゼルス・エアポートで、ビジネスクラスコースでは滑走路ビューを確約する。

旅行代金は、ビジネスクラス利用が4日間772,000円（往路中央席）・6日間992,000円（往路窓側席）、エコノミークラス利用が4日間477,200円（往路普通席）・6日間727,200円（往路窓側席）など。燃油サーチャージ込、諸税別。

JA701Jは、JALに導入されたボーイング777-200ER型機の初号機で、2002年8月に東京/成田〜北京線で商業運航を開始し、約27年間運航してきた。3月9日時点での飛行時間は64,087時間、飛行回数は16,695回。