韓国大統領専用機の航空券、誤販売か　「販売はバグ」と通知

韓国の尹錫悦大統領の搭乗便とみられる大統領専用機の航空券が、ウェブサイト上で誤って販売されていたことがわかった。

中国のSNS、微信上のコミュニティへの投稿によると、3月15日に、3月17日の東京/羽田発ソウル空軍基地行きのKE999便がシートリップとFliggy上で航空券が購入できたという。価格はそれぞれ4,153元、3,917元だった。

羽田空港第3ターミナルを午後5時に出発し、ソウル空軍基地には午後7時45分に到着すると記載されている。機体はボーイング747-8iだった。大韓航空のウェブサイトでは座席指定が可能で、エコノミークラスを購入していても、一般的にファーストクラスなどの上級クラスが設置されている「1A」席を含め、全ての席が指定できたという。最終的に、シートリップは「テストフライトで存在しない」、「フライトはチャーター便で販売はシステムのバグ」と予約客に通知したという。

尹錫悦大統領は、3月16日から2日間の日程で来日。首脳会談などの政財界の要人と面会を行い、3月17日夕方に帰国の途についた。日本への新たな大統領専用機の羽田空港への飛来は初めてだった。