フィンエアー、ネステ製のSAFを750トン購入

フィンエアーは、フライトによる二酸化炭素排出量削減のため、Neste(ネステ)から750トンの持続可能な航空燃料(SAF)を購入する。

このSAFは、使用済み食用油や動物性油脂の廃棄物などから生産され、2023年初頭からヘルシンキのヴァンター国際空港発のフライトで使用する。フィンエアーによるSAFの単独購入では、最大規模となる。利用者はパートナーのChoooseを通じて、カーボンクレジットを購入することもできる。

今回の購入発表により、ライフサイクル全体で約1,770トンの二酸化炭素排出量を削減できるとしている。750トンのSAFを100%使用した場合、ヘルシンキ〜ストックホルム間の約400便に相当するという。

フィンエアーではすでに、航空券1枚あたり約20セントをSAFの購入費用に充当している。将来的には航空会社に課される義務により、SAFの使用が増加することから、より多額を投じることになる可能性があるとしている。

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