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ドイツ全土の公共交通機関で大規模スト、日本発着便最大44時間半遅れ
全国統一サービス労働組合(Verdi)と鉄道・運輸労働組合(EVG)は、ドイツ全土の公共交通機関などで、大規模なストライキを呼びかけている。
ストライキは7つの連邦州の地方公共交通機関、特定の公共港、高速道路管理会社、水運管理局の労働者と、ドイツ鉄道(DB)や関連バス会社を対象に呼びかけられている。
このうち空港では、ミュンヘンは3月26日と27日、ハンブルクは3月26日の夜と27日終日、デュッセルドルフとケルン・ボン、ハノーファー、ブレーメンは3月27日の旅客便全便を運休する。シュトゥットガルト空港でも3月27日の運航に大きな混乱が生じる可能性があると発表している。フランクフルト空港では、約16万人が影響を受ける見通しで、空港会社では利用者に利用自粛を呼びかけている。
全日本空輸(ANA)は、3月26日の東京/羽田発フランクフルト行きNH203便を24時間30分、同ミュンヘン行きNH217便を24時間、3月27日の東京/羽田発フランクフルト行きNH223便を36時間20分、同フランクフルト発東京/羽田行きのNH204便を28時間20分、同NH224便を44時間25分、同ミュンヘン発東京/羽田行きのNH218便を25時間5分の遅延運航とする。
日本航空(JAL)は、3月27日の東京/成田発フランクフルト行きJL407便を欠航とする。同日のフランクフルト発東京/成田行きのJL408便は遅延の可能性があるとしている。
ドイツ鉄道やその他の公共交通機関でも、3月27日の運休を発表している。高速道路も通行止めとなる見通し。
一方で、ベルリン公共交通事業社(BVG)やベルリンのブランデンブルク空港はストライキを行わない。