カナダ運輸省、航空旅客保護規則を改正へ パブコメ募集

カナダ運輸省

カナダ運輸省は、航空旅客保護規則の改正案に関する協議を開始した。

航空旅客保護制度の明確化、簡素化、強化を目的としており、8月10日までパブリックコメントを募集する。規則案を官報に掲載後、最終決定や内閣の承認などの後に施行される。

航空旅客保護制度の改正により、旅客が補償を受ける権利を決定するために使用されている3つの区分が廃止され、航空会社は航空便の遅延が発生した場合に、旅客に対して補償を提供する必要がある。例外的な状況の場合、航空会社はその状況を証明する責任を負うこととなるものの、この例外を定義する。

また、カナダ運輸省による別の協議プロセスの対象となる旅客からの苦情処理費用は航空会社が負担する。