ANAの767-300BCF「JA8323」が離日 JA8000番台機、残り1機に
ジェットスター・ジャパン、エアバスA321LR型機3号機の運航開始前倒し
ジェットスター・ジャパンは、エアバスA321LR型機の3号機(機体記号:JA28LR)の投入を、7月27日から開始する。
当初は8月1日から開始する予定だったものの前倒しする。初便は東京/成田を午前8時10分に出発し、沖縄/那覇に午前11時15分に到着するGK303便を予定している。同型機3機での運航は8月2日からとなる。
東京/成田〜沖縄/那覇線に追加投入し、同型機で1日最大3往復を運航する。この他に夏スケジュール期間中、東京/成田〜札幌/千歳・福岡線にも同3往復を投入し、3路線に1日9往復を投入することになる。
3号機のフェリーフライトは、ハンブルクを7月14日夜に出発。アブダビとハノイを経由して、東京/成田には7月17日の午後7時59分に着陸、同8時12分に702番スポットに到着した。
A321LRは従来型のエアバスA320ceoの長胴・長距離型で、「LR」は長距離を意味する「Long Range(ロングレンジ)」の略。航続距離はA320ceo比で83%長く、約3,000〜5,500キロ圏内に航行可能となった。CFMインターナショナル製のLeap1A-32エンジンを搭載し、燃費も20%向上(A320型機比)している。
客室は全席エコノミークラスで、A320ceoよりも58席多い238席。シートはレカロ製のBL3710で、座席幅は46.2センチ、シートピッチは平均71.1センチ。各座席に充電用のUSBポートを設けている。初号機(同:JA26LR)は2022年6月に受領し、同7月1日に東京/成田〜福岡線でデビュー。同11月11日には2号機(同:JA27LR)も運航を開始している。