国土交通省航空局、スカイマークに厳重注意 アルコール検査未実施で整備

スカイマーク SKYMARK

国土交通省航空局は9月5日、スカイマークに対し、整備士による不適切な行為が認められたとして厳重注意した。

6月19日に福岡空港で、整備士が法定アルコール検査を失念して業務を開始。検査の未実施が発覚したことから、代替の整備士がすべての業務を再度実施した。影響便数は4便で、影響人数は約700名。最大で2時間5分遅延した。

同日にスカイマークから報告を受けた国土交通省航空局は、随時監査を含む調査を行った結果、法定アルコール検査の未実施に加え、整備責任者による検査実施確認の方法が不適切であったことを確認した。航空法に基づき認可を受けた、整備規程と業務規程に違反するものとしている。

国土交通省航空局はスカイマークに対し、再発防止策を9月19日までに報告するよう指示した。

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