ATR、韓国で25機以上のATR機の需要を予測　日本への路線開設機会も

ATRは、韓国で今後7年以内に、25機から30機程度のATR72-600型機の需要が見込めるとの見通しを公表した。

韓国では、主に南北を結ぶ航空路線が多く、東海岸沿いと西部を結ぶ東西路線を開発する余地があるとしており、旅客数や距離を考慮すると、ATR機が理想的な機体であるとしている。特に鬱陵島で開発中の滑走路のような短距離滑走路での離発着も可能な点を利点に挙げている。

この他にも、韓国と中国東北部や日本の南部を結ぶ短距離路線の就航にも理想的で、貨物専用便の就航機会もあるとしている。