京成電鉄、鉄道駅バリアフリー料金制度を来春導入

京成スカイライナー AE8

京成電鉄は、鉄道駅バリアフリー料金制度を利用し、バリアフリー設備を整備する。

2035年度までに14駅40番線にホームドアを整備し、17駅52番線に整備する。エレベーターやスロープなどによる駅の段差解消やバリアフリートイレの整備推進、ホームと車両床面の段差や隙間縮小に取り組む。

2024年春にも鉄道駅バリアフリー料金制度を導入し、京成本線、押上線、金町線、千葉線、千原線、東成田線で1乗車あたり10円、通勤定期では1か月600円、3か月1,710円、6か月3,240円を加算する。通学定期では設定しない。

徴収期間は12年間を想定しており、年間19億1,400万円、総徴収額229億6,800万円、総整備費は348億7,500万円を見込んでいる。