ユナイテッド航空、ハワイアン航空の羽田未使用発着枠の割当を再度求める

ユナイテッド航空は、ハワイアン航空の東京/羽田〜ホノルル・コナ線の深夜早朝枠の未使用分の割当を、アメリカ運輸省に対して直ちに行うよう求めた。

ハワイアン航空は、冬スケジュール期間中に段階的に運航を再開すると主張しているものの、ユナイテッド航空は冬スケジュール開始日の10月29日時点で未使用の発着枠は自動的に返上、再配分されるものであると反論している。

ハワイアン航空に週3往復を割り当てられている東京/羽田〜コナ線は、10月29日から11月4日にかけて3往復、11月22日から週1往復、2024年3月1日から金・日曜の週2往復、同13日から水・金・日曜の週3往復の運航を予定している。冬スケジュール期間中に段階的に運航を再開するとのハワイアン航空の通達は、運輸省令の内容に合致しないとした。

ユナイテッド航空は、ハワイアン航空が未使用の深夜早朝枠の割当を受けた場合、東京/羽田〜グアム線を早ければ12月1日に開設する意向を示している。