ANA、P&Wエンジン点検で減便 22路線2,412便

全日本空輸(ANA)

全日本空輸(ANA)は、プラット・アンド・ホイットニー製エンジンの点検作業に伴い、便数計画を変更する。

PW1100G-JMエンジンの点検作業を実施することに伴うもので、プラット・アンド・ホイットニーが手配した整備工場で分解、対象部品の非破壊検査、交換を実施する。

2024年1月10日から3月30日にかけて、国内・国際線で1日約30便を減便する。対象となるのは幹線など、同日同路線に変更可能な路線を中心に決定した。減便数は国内線が20路線2,267便、国際線が2路線145便となる。一部路線では、提携するスターフライヤー、ソラシドエアが134便の臨時便を運航する。

対象となるのは、エアバスA320neo11機とエアバスA321neo22機の計33機。最大25機が非稼働となるものの、3月以降は稼働が増える見通し。売上高は80億円程度減少することを想定している。