近畿日本ツーリスト、ワクチン接種の過大請求は最大6.5億円

KNT-CT ホールディングス

KNT-CTホールディングスは、近畿日本ツーリストによる新型コロナウイルスワクチン接種業務での過大請求が、最大で34自治体で6.5億円にのぼることを明らかにした。

関係自治体との協議は継続中で、最終的な総額は未確定。9月時点より減額された。すでに公表している業績予想への影響はないとしている。

再発防止策として、社員意識調査を行い、役員によるタウンホールミーテイングを行っている。グループの教育機関となる「KNT-CTアカデミー」を2024年1月に開講するほか、業務フローやマニュアルの整備、団体旅行基幹システム「ひまわり」による管理などを進める。