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長電バス、長野市内のバスを日曜運休に 運転士不足で
長電バスは、2024年1月21日から当面の間、長野市内の路線バスを日曜に運休する。12月15日に北陸信越運輸局長野運輸支局へ届け出た。
運転士不足が改善されないことから、長野市内を中心とした一部を除く路線バスを日曜に運休する。期間は運転士が充足されるまでの当面の間で、土曜と祝日はこれまで通りの土・祝日ダイヤで運転する。祝日と日曜が重なった場合には運休とする。
長電バスでは、運転士不足の中で生活交通路線バスを維持するため、貸切バスや高速バスの運転士を生活交通路線に充当させ、路線バスの不足分を埋めているのが現状で、この状況が続くと利益が出る貸切バス・高速バス事業で路線バスの赤字分を補うことによる生活交通路線バスの維持が成立しなくなるとしている。冬山シーズンやインバウンド輸送などの繁忙期を迎えるほか、積雪や凍結による運行の遅延も予想されることから、通学や通勤、通院に比較的影響が少ない日曜の運休を決めた。今後もこれ以上の運転士不足が生じた場合には、さらなる対応が必要になるとしている。