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ANA、国際線定期便30周年で「歴代CA制服フライト」 シェフ同乗でパフェ盛り付けも
全日本空輸(ANA)は、国際線定期便就航から30周年を迎えたことを記念して「歴代CA制服フライト」を、東京/成田発ロサンゼルス行きのNH6便で実施した。
ANAの現在の客室乗務員の制服は、2015年2月より着用を開始した10代目。国際線就航当時は7代目の制服で、チーフパーサーは赤色、その他の客室乗務員は紺色のジャケットを着用していた。この「歴代CA制服フライト」のチーフパーサーは6代目の制服の赤色のジャケットを着用した。
同乗したANAケータリングサービスのシェフ2名が、2013年まで提供していた「ANAオリジナルパフェ」を1日限定で復刻し、機内で盛りつけて提供した。機内にシェフが同乗するのはANAでは初めてとなる。
その他の便でも、東京/成田発ワシントン行きのNH2便ではANAのシェフがファーストクラスとビジネスクラスで寿司を握って提供、東京/羽田発パリ行きではピエール・エルメ・パリのシェフがビジネスクラスではピエール・エルメ・パリのオリジナルパフェを盛りつけて、エコノミークラスではスイーツを提供、東京/成田発シンガポール行きでは博多一風堂スタッフがビジネスクラスで「そらとん」を盛りつけて提供した。
同日に日本を出発する国際線全便の全乗客にANAオリジナル風呂敷、加えてファーストクラスとビジネスクラスでは水引も配布した。
ANAは1986年3月3日に国際線定期便として初めて、東京/成田〜グアム線に週4便就航。それまでは国内線と国際線のチャーター便のみの運航にとどまっていた。同年にはワシントンとロサンゼルス、1987年には中国の北京と大連、香港、1989年にはヨーロッパ初進出となるロンドンに就航。近年は羽田空港の国際化や、中型機でありながら長距離線の効率的な運航が可能なボーイング787型機の受領に伴い、ヒューストンやクアラルンプール、ブリュッセル、シドニーといった都市にもネットワークを広げている。