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羽田空港、C滑走路の運用再開 初便はANAのニューヨーク行き
羽田空港のC滑走路の運用を、きょう1月8日午前0時から再開した。
1月2日夕方に羽田空港で海上保安庁機と衝突、炎上した日本航空(JAL)機の撤収作業が、きのう1月7日午後4時15分に完了し、運用再開に向けた作業が行われていた。これにより、4本ある全ての滑走路の運用が再開された。
C滑走路は羽田空港に4本ある滑走路のうち最長の滑走路。飛行距離が長い欧米行きで燃料を搭載できず、一部の便で途中給油を行っていた。
運用再開後にも、16L側の進入角指示灯(Precision Approach Path Indicator/PAPI)は使用できない状態が続くことから、南風運用時には常に計器着陸装置(ILS)を活用した悪天時の都心上空ルートの運用を行う。北風運用時には事故前と同様の運用が可能となる。ILSを使用した臨時的な運用は、おおむね1か月以内続く見通し。
運用再開後の初便となったのは、ニューヨーク/ジョン・F・ケネディ行きの全日本空輸(ANA)160便(ボーイング777-300ER型機、機体記号:JA797A)。定刻の7日午後10時55分から35分遅れの午後11時30分に出発し、滑走路脇で運用再開まで待機。翌8日午前0時2分ごろに離陸した。到着機の初便は、沖縄/那覇発のJAL920便。午前0時7分に着陸した、
JALはすでに、1月8日と9日の東京/羽田〜伊丹・福岡線など23便の欠航を決めている。3月31日までの搭乗分の国内線と国際線を対象に、無手数料での変更や払い戻しの航空券の特別対応を実施している。ANAは通常運航を予定している。