JTB、初任給引き上げ　シニア社員にも賞与

JTB（ジェイティービー）は、初任給の引き上げをはじめとした若年層の人事賃金制度改定と、シニア社員の活躍推進に向けた取り組みを、4月1日付けで実施する。

初任給を一律32,000円引き上げ、242,000円とする。1都3県の勤務で追加される地域間調整給は20,000円となる。初期教育期間を4年間から2年間に短縮し、成果に応じた賃金を早期から支給することで、若手の成長・挑戦意欲を刺激し、人財の定着とエンゲージメント向上を図る。

また、再雇用したシニア社員については、60歳以上の社員が現在の4％から5年後に13％に高まることを見据え、モチベーション維持や専門性の高い社員の流出を防ぐため、新たに賞与を支給する。これにより年収は現行より約24％上がる。定年前と同等の職務・役割・責任を引き続き担う働き方を実践できる機会を拡大することで、企業全体の活性化を図るとしている。

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