ラスト2編成の国鉄型「185系」、春臨でも活躍 伊豆・群馬方面などへ

185系 踊り子

JR東日本に2編成のみ残る国鉄型車両「185系」が、3月1日から6月30日までの春の臨時列車として、関東地方の各方面で運転される。

設定されている列車は、特急「あしかが大藤新宿号」、「あしかが大藤吉川美南号」、「185(いっぱーご)」、「峠の横川ナイトパーク号」、「谷川岳もぐら」、「谷川岳ループ」の6列車。

「あしかが大藤新宿号」は新宿〜足利駅間で4月19・26日、「あしかが大藤吉川美南号」は吉川美南〜足利駅間で4月20・27日、「185」は横浜〜伊豆急下田駅間で4月13日と5月18日、6月29日に、横浜〜伊東駅間で3月27日と4月24日、5月29日、6月12日に、「峠の横川ナイトパーク号」は大宮〜横川駅間で3月30日に、「谷川岳もぐら」、「谷川岳ループ」は大宮〜越後湯沢駅間で5月25・26日と6月1・2・8・9・15・16日に運転される。いずれも6両編成で全車指定席。

185系は1981年にデビューした車両で、“首都圏最後の国鉄型特急”と呼ばれている。2021年3月のダイヤ改正で定期運用から離脱し、今年1月時点はC1編成とB6編成の6両2編成のみが波動用として現存。C1編成は、1980年代に運行されていた「新幹線リレー号」の復刻塗装をまとっている。