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アメリカン航空、東京/羽田〜ニューヨーク/ジョン・F・ケネディ線を開設 米運輸省が暫定承認
アメリカン航空は、東京/羽田〜ニューヨーク/ジョン・F・ケネディ線を開設すると発表した。アメリカ運輸省が開設を暫定的に承認した。
アメリカン航空の提案内容によると、3月31日からボーイング777-200ER型機で1日1往復の運航を予定している。アメリカ運輸省は割り当てが確定した場合、3月31日から90日以内の開設を求めている。
東京/羽田発着路線は、ロサンゼルス線の1日2往復とダラス/フォートワース線の同1往復をあわせた3路線1日4往復となる見通し。共同事業を展開する、日本航空(JAL)が運航する1日2往復を補完することになる。
運航スケジュールは、東京/羽田を午後から夕方にかけて、ニューヨーク/ジョン・F・ケネディを午前に出発する見通し。JALの東京/羽田を昼間と夜、ニューヨーク/ジョン・F・ケネディを深夜と昼に出発するスケジュールと合わせると、多様な選択肢を提供できるようになる。いずれもニューヨーク/ジョン・F・ケネディではターミナル8を使用することになる。
アメリカ運輸省は、同時に提案された、ユナイテッド航空の東京/羽田〜ヒューストン線とともに、「利用者にとって大きな公益をもたらす魅力的な提案を提示している」とした一方、アメリカン航空の提案のほうが競争強化や公共の利益の最大化を達成でき、アメリカン航空が羽田空港と東海岸を結ぶことができ、潜在的な競争上のメリットがあると判断した。東京/羽田〜ヒューストン線の輸送需要は東京/羽田〜ニューヨーク線に比べて低く、ユナイテッド航空の東京/羽田〜ヒューストン線に発着枠を割り当てた場合、東京/成田〜ヒューストン線を運休することから、便数は変わらないとした。
ロバート・アイソム最高経営責任者(CEO)は「アメリカン航空は、ジョン・F・ケネディ国際空港から東京の羽田空港への直行便を開始することを楽しみにしている。私たちはアメリカ運輸省に感謝しており、私たちの申請をサポートしてくれたパートナーのJALにも感謝しています。私たちは協力して、世界で最も堅調な2つの経済間の包括的なネットワークをお客様に提供できる有利な立場にあります。この新しいサービスにより、アメリカと日本間の往復座席が年間約20万席追加され、顧客は世界市場でビジネスを行ったり、家族や友人とつながったりするためのより多くの方法を提供することになります」とコメントした。
■ダイヤ
東京/羽田(15:05)〜ニューヨーク/ジョン・F・ケネディ(15:10)
ニューヨーク/ジョン・F・ケネディ(10:00)〜東京/羽田(13:05)