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セブパシフィック航空、客室乗務員の制服一新 就航20周年でセブ島のデザイナー起用
セブパシフィック航空は、運航開始から20周年を迎えるのを記念し、3月27日より客室乗務員の制服を一新する。
新しい制服は、セブ島出身のデザイナー、ジュン・エスカリオ氏がデザインし、フィリピンの土地、海、空、太陽をイメージした鮮やかな色彩デザインを取り入れた。ジュン・エスカリオ氏が客室乗務員の制服をデザインするのは初めて。
明るい黄色のトップスとカーディガンは一番のポイントとなる。トップスは体にフィットするようにデザインした。女性用ボトムスは紺デニムの膝丈スカートで、動きやすいスリムデザイン。スカートの前面には遊び心のあるフリルが施されており、斜め横にはジッパーがついている。さらにセブパシフィック航空のオフィシャルカラーに彩られたトロピカル柄のスカーフは一般的な1つ結びとなっており、客室乗務員が身に着ける際の手間を最小限に抑えた。寒い日にはデニムのトレンチコートを着用出来るほか、中折れの麦わら帽子、ヌードカラーのパンプス(機外用)、ネイビーブルーのスニーカー(機内用)をコーディネートすることもできる。
セブパシフィック航空のマーケティング&ディストリビューション担当副社長であるキャンディス・イヨグ氏は、「運航開始より20周年となる記念の年に、地元セブ出身の才能あふれるデザイナーと提携することにより、ブランドデザインを一新することができました。ジュン・エスカリオ氏は、フライト中の実用面を理解した上で、フィリピンの色彩を世界に発信したいという当社の情熱に共感してくれました。」と述べている。
セブパシフィック航空は1996年3月に運航を開始し、現在はフィリピン最大の航空会社。セブ島とマニラを拠点に、フィリピン国内37ヶ所、日本は東京/成田、大阪/関西、名古屋/中部、福岡の4都市に就航している。エアバス機を中心に57機を保有しており、今後5年以内に49機の導入を予定している。