パプアニューギニアで航空燃料の供給を制限 欠航や減便も

プーマ・エナジー

パプアニューギニアで航空燃料の供給を担うプーマ・エナジーが、航空機への燃料供給を制限したことから、欠航や減便が発生している。

現地紙のアイランド・ビジネスによれば、石油の輸入に必要な外貨不足を理由としている。パプアニューギニアの国家裁判所はプーマ・エナジーに対し、2月27日まで航空燃料の供給を継続するよう命令していた。

プーマ・エナジーは2月25日、ニューギニア航空が運航を継続するために必要な燃料が調達できたとしており、今週末までに燃料供給が可能になる見通し。在庫が予想より早く枯渇すれば供給が限定的になるとしていた。パプアニューギニア政府には、地域社会や経済への影響を最小限に抑えるため、政府にタスクフォースを設置するよう要請した。

ニューギニア航空は、ポートモレスビー以外の空港で入手可能な燃料を利用するなど、運航維持に努めるという。