サウジアラビア・リヤド近郊に「ドラゴンボール」のテーマパーク建設

東映アニメーションは、サウジアラビアに世界初となる、アニメ「ドラゴンボール」のテーマパークを建設すると発表した。

キディヤ・インベストメントが、首都のリヤドから約45キロの場所で進めるギガプロジェクト「Qiddiya(キディヤ)」に建設するもの。広さは50万平方メートルで、7つのエリアで構成された敷地には「カメハウス」「カプセルコーポレーション」「ビルスの星」など作品を象徴するさまざまな建物を再現し、30以上のアトラクションを設ける。

プロジェクトは広さ334平方キロメートルの土地のうち、103平方キロメートルを開発する。ゴルフ場やドローン離発着場、エコゾーン、シティセンター、2万席を擁するスタジアム、ホテルなどが位置する。当初の計画でもテーマパークを誘致するとしていた。リヤドとの間は鉄道で結ばれ、空港からは45分でアクセスできる。

キディヤは、サウジアラビアの3大ギガプロジェクト。キディヤ・インベストメントは政府系投資会社の公共投資基金(PIF)が出資している。