ANAとJAL、グランドハンドリング業務の資格相互承認 国内10空港で

ANA JAL

全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)は、国内10空港でグランドハンドリング業務の作業資格の相互承認を開始した。

両社の委託先事業者が同一である空港を対象として、基礎的な資格を中心とした7資格で、ANAもしくはJALどちらかの資格を取得した後に他方の資格を取得する際に、差異部分の知識確認と座学教育のみで資格を付与する。対象空港は利尻、根室中標津、函館、秋田、仙台、新潟、岡山、徳島、高知、鹿児島。

これにより、両社の委託先事業者が同一であるランプハンドリング作業の教育訓練の時間が大幅に短縮できるとともに、両社の作業に従事できる資格者の早期養成を図ることができ、業務の効率化と繁忙緩和に繋げることができるとしている。