JRグループ6社、精神障害者割引制度を2025年4月導入

北陸新幹線 W7系

JRグループ6社は、精神障害者割引制度を2025年4月1日に導入する。

各自治体で発行する精神障害者保健福祉手帳のうち、旅客鉄道株式会社旅客運賃減額欄に第1種または第2種の記載のあるものを所持する人を対象に、運賃を割り引く。

第1種精神障害者とその介護者は普通乗車券と回数乗車券、普通急行券、定期乗車券(小児を除く)、12歳未満の第2種精神障害者とその介護者は定期乗車券(同)、第1種・第2種精神障害者の単独利用では普通乗車券(営業キロ100キロ超に限る)を、5割割り引く。

介護者は1名に限られ、手帳所持者と同一区間の乗車券を購入する必要がある。今後、各自治体で精神障害者保健福祉手帳に旅客鉄道株式会社旅客運賃減額欄を設ける見通し。

その他の鉄道各社も同様に、精神障害者割引制度の導入を発表している。